体操 全日本選手権 女子決勝 村上が2大会連続5回目の優勝

東京オリンピックの代表選考をかねた体操の全日本選手権は大会3日目の17日、女子の決勝が行われ、村上茉愛選手が2年連続5回目の優勝を果たしました。 群馬県高崎市で開かれている体操の全日本選手権は東京オリンピックの代表選考を兼ねていて、女子は団体の代表4人のうち、この大会の得点を持ち越して争う来月のNHK杯で上位3人が選ばれます。

15日の予選を首位で通過した村上は最初の種目、得意の跳馬できれいに着地を決め、14.733の高得点で好スタートを切ると、続く段違い平行棒でも予選より高い点数をマークする安定した演技を見せました。3種目めの課題の平均台ではバランスを崩し落下したものの、最後のゆかで14.366とこの種目でも予選よりも得点を伸ばしました。村上選手は予選と決勝の合計で112.564と、2位と2点近い差をつけて2年連続5回目の優勝を果たしました。2位は去年の大会で準優勝だった畠田瞳選手、3位は平岩優奈選手でした。

体操の全日本選手権で2年連続5回目の優勝を果たした村上茉愛選手。今大会は連覇を目指し、確実性を重視した演技で臨んでいました。村上選手は、神奈川県出身の24歳。足腰の強いバネから生みだすダイナミックな演技が持ち味で、「ゆか」と「跳馬」を得意としています。2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、女子団体で過去最高の4位入賞に貢献。その翌年の世界選手権では、種目別の「ゆか」で金メダルを獲得すると、さらに次の年の世界選手権では日本選手で初めて女子の個人総合で銀メダルを獲得しました。おととしは、腰を痛めて世界選手権の代表選考会となった大会を棄権しメンバーから外れるなど悔しさを味わいましたが、去年の全日本選手権では優勝し、復活を印象づけました。

村上選手は、今大会の跳馬で、去年の全日本選手権で披露した大技ではなく、確実性を重視した技を用いました。また、課題の平均台でも減点のリスクが高いジャンプ系の技を減らし、ターン系の技を増やす構成に変えて臨んでいました。大会前の取材では「オリンピックでは、ミスが許されないのが当たり前の中で、0.1点をどれだけ拾えるかが勝負になってくる。ことしの出だしの試合なので優勝したい」と話していました。

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